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日本ウイスキー
2021年09月24日 [日本ウイスキー]

東京サントリー ザ・センチュリー40年1960の買取

「ザ・センチュリー40年」は、サントリー社が2000年に発売されたシングルカスクウイスキーです。
山崎蒸留所で1960年3月31日に蒸留され、北海道産ミズナラ樽で貯蔵熟成してきた40年原酒を使用し、限定300本でリリースされました。
アルコール度数は43度、700ml。発売価格は50万円と当時も別格な高額品となります。



ミズナラ樽は世界のウイスキー造りでは用いられていない、日本特有の樽材であり、
家具作りなどによく利用される木材ですが、木の成分の特性が強く出過ぎて、疎ましい木材のため、元々ウイスキー貯蔵に向いていないものです。
戦後日本は欧米からオーク材を手に入れるのが難しくなり、ミズナラで作った樽でウイスキー熟成を試作しました。長期貯蔵の原酒は、深い芳香、重厚なコク、味わい深いアフターテイストで伽羅を想わせるような香りが続きます。
現在ミズナラ樽のモルトは、サントリーの5つの構成原酒の一つとなります。

「ザ・センチュリー40年」の容器も、日本のクリスタルガラスの創始者として著名なカガミクリスタル社特製デカンタです。
一本一本シリアルナンバーを刻印され、さらに特製クリスタル製の替栓、ロックグラス1個と鍵付きのオーク製小箱がセットになっています。

現在の日本ウイスキーの名門となるサントリーは、2000年代当時にウイスキーの経営が苦戦し、高級ウイスキーが常連様に営業を回って販売していました。
「ザ・センチュリー40年」がわずか300本限定販売ですが、当時に営業も苦戦しましたが、ジャパニーズウイスキーブームで一気に人気を集めています。

2021年現在、「ザ・センチュリー40年」の完備品の買取金額は400万円を超えました。
付属品状態により買取金額が変動しておりますが、超高額の品物なので空き容器・空き箱などでも買取対象となります。

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