父の遺品が高値で売れました｜山崎お酒買取ならお任せ下さい。

私の父は大のお酒好きで、お酒へのこだわりに対する話をさせると何時間でも話し続けるような人でした。お中元やお歳暮のシーズンには色々なお酒が家に届き、父が嬉しそうに中身を開けていました。父はグラスコレクターでもあり、好きなお酒を飲むときにはグラスも上級でないと美味くないと言って、いくつもの種類のグラスが父専用のガラスケースに並べてありました。
その父に3年前胃がんが見つかり、全摘手術をしてからはみるみると痩せるばかりで、もちろんお酒も飲めなくなり、体力もなくなっていきました。沢山あったお酒はそのままにしておくと傷むからと伯父と兄、私で分けて持ち帰りました。
今年の初めに父が他界し、四十九日法要が終わってから母と兄と遺品の整理を少しずつ進める中でウイスキーが何本か残っているのを発見しました。箱に入っている新品のものが5本と、既に開栓しているものが3本ほど。これは手元に置いておきたかったのか、父も忘れていたものか、今となっては分かりません。身内でウイスキーを飲む人がいないため、どうしようと話していたところ兄が「お酒買取店に査定してもらおう」と言い出し、横浜の買取店をリサーチして見つけたのがこちらのお店でした。
市内の自宅まで出張買取をお願いして玄関先で見積もりしてもらうと、山崎が13万近い金額で、響も10万円超え、ほかの2本が3万円台と電話で伺った査定額以上に高い金額をつけて頂きました。
5本の中でこれは聞いたこともないし、値段付くのかな？と話していたのが「Age Unknown」というウイスキー。木箱に入っていましたがラベルも高そうには見えないし、全然期待していませんでした。
そのため事前にお話しせずお見せしたところ、買取店のスタッフの方が「これは入手困難な、かなりの希少品です」と言うのです。丁寧に点検され、これは山崎で有名なサントリー初代社長が受章された時の祝賀パーティの記念品として配られたもので、限られた人しか入手できなかった品物とのこと。市場で見かけることはほぼなく、オークションでもレアなので高額査定品ですと言われ本当にびっくりでした。父がどのように入手したのか不明ですが、私たちへプレゼントを残してくれたと捉えて、すべて買取りをお願いしました。
お見積もりをお願いした際にはエイジ・アンナウンのことは言ってなかったのでお店の方もびっくりされていましたが嬉しい臨時収入となり母も大喜びでした。