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2024年01月14日 [お酒の紹介]

【響35年〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉】美と技の極致が融合した逸品


響と日本文化の共鳴


 サントリーの「響35年〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉」は、日本の自然や文化を称賛する「響」という言葉に込められた価値を体現しています。このユニークなウイスキー瓶は、有田の磁器ボトルにウイスキーを詰める技術を進化させた成果であり、その製作には人間国宝である十三代今右衛門氏の手腕が結集しました。
 「響」のコンセプトは、日本文化と共鳴しあい、古代の技や思想に敬意を表すものであり、その大切さを次世代へと繋げていく意志が込められています。サントリーは1950年代から有田の磁器ボトルを取り入れ、1980年には「ザ・ウイスキー」を通じて国際的な高評価を得ました。このプロセスで、サントリーのチーフデザイナーは有田の名匠たちの作品に惹かれ、技術の進化が加速しました。
 こうして、サントリーのウイスキーづくりとボトルづくりの技術が進化し、十三代今右衛門氏との出会いが実現。ここに、響35年〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉限定150本が誕生しました。

十三代今泉今右衛門氏について


 大正15年、佐賀県有田町赤絵町に、十二代今泉今右衛門の長男として生まれた。昭和24年に東京美術学校(現・東京芸術大学)工芸科を卒業後、家業の伝統技術を守りながら、同時に日本工芸会の所属作家として新たな時代の色鍋島を作り出す挑戦に臨んだ。昭和50年には十三代今右衛門を襲名し、「色鍋島今右衛門技術保存会」を設立した。
彼は「染付吹墨」や「薄墨吹墨」といった技法を開発し、色鍋島の新しい表現を確立。その功績から、平成元年には重要無形文化財「色絵磁器」の保持者として(いわゆる人間国宝)に認定された。また、平成8年には財団法人「今右衛門古陶磁美術館」を開館。そして、平成13年10月13日に75歳で逝去した。
 今右衛門氏は人間を愛し、酒を好み、ウイスキーを嗜みながら、様々な分野の人々と芸術について語り合うことを楽しんでいました。彼の作品の背後には、人との交流を重視する豊かな人間性と美的な意識が流れていました。

サントリーウイスキー響の35年とは


 十三代今右衛門氏によってデザインされた六面取りの特別な色絵薄墨草花文洋酒瓶に、35年熟成されたサントリーウイスキー響が封じられました。色鍋島は、日本人の生活を彩ってきた色絵磁器の中でも特に評価され、歴代の名匠による高度な技術が凝縮されています。特に、人間国宝である十三代今泉今右衛門氏は、品格あふれる色鍋島の現代作家として世界的に知られ、その作品は国際的な受賞歴も豊富です。"色絵薄墨草花文洋酒瓶"という名称は、有田磁器の伝統に基づく命名方式であり、特定の意味を持っています。
 瓶の底には「今右衛門」の刻印が刻まれ、桐箱の蓋書きと蓋裏には「十三代今右衛門」の落款が入っています。これによって、この作品が十三代今右衛門氏によるものであることが確認されます。
 1960年代に蒸溜された山崎蒸溜所の原酒から生まれた超高酒齢の秘蔵樽を厳選し、ヴァッティングしたのがこのオーク樽で熟成された円熟の秘蔵品です。この特別なウイスキーは、日本の自然や文化を称賛し、長期熟成モルトならではの複雑な芳香が、重層的でまばゆいドラマのように楽しめる贅沢な逸品となっています。
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